10年に一度の寒波到来のニュースにドキドキしながらの開催でした。元ちゃんハウスには雪の中、お二人の参加です。お1人は来たときは不安げなご様子でしたが、「スタッフとたくさん話して不安な気持ちを吐き出せた」と帰る際はにこにこでハイタッチして帰られました。こちらもあったかな気持ちになりました。オンラインでの交流会には札幌、東京、名古屋からずっと治療中の患者力の高い方々が参加してくれました。それぞれに辛いことも多いはずですが、様々に工夫して前向きに過ごしていらっしゃいます。すごい力だと思います。また、主治医との接し方でも、嫌な思いになる時も当然あるはずですが、相手を思いやる寛容さ、嫌な思いをさせない聞き方、わかりやすく答えやすい質問の工夫などいろいろ教え合う場面もあり多くの学びがありました。参加した病院の師長さんからは「病院としては気を使わせない医療を考えていきたい」とのお言葉もいただきました。闘病が長くなりますとこの薬が効かなくなったら…・と不安は大きいですが、今を頑張って、充実させて過ごしていると、またほかの薬が使えるようになったりと、医学の進歩がついてくる!と。化学療法に詳しい看護師さんからも「一日でも元気で!」とのエールを頂きました。また、前理事長の闘病中の話を聞いてくれた鍼灸師の先生の参加もあり、具体的な治療費のことから、鍼灸、マッサージの分野も、がん治療の苦痛や副作用軽減にもつながる可能性が大きいことを聞きました。「がん患者さん、ご家族、がんに携わる関係者の皆様が集う温かい交流会、ステキです。有意義な時間でした」との感想を頂きました。参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
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