今年度も金沢大学の看護学専攻4年生84名のヘルスプロモーション実習がありました。コロナ禍でのオンライン授業となり、今年でもう4回目です。今年は学生さんは講義室で集まっての形で元ちゃんハウスから理事長と患者さんの語りを話させていただきました。看護学部の先生が来てくださってパソコンやマイク持参でセッティングして頂きました。理事長は前理事長が医師として、そして患者として、生前講義したスライドを使って医師からの提言を伝え、元ちゃんハウスの始まりから今の活動を話し地域にある支援の形を伝えました。患者さんのお話しは、同じ患者さんに毎年話して頂いているのですが毎年確実に進化しています。自分の情報開示、患者としての思いから、今年は教育的な配慮も入っていました。「がんになってもあきらめない!」という強い意志からの提言です。本当に良いお話しでした。学生さんにもストレートに伝わったはずです。患者さんの語りは強いです。急性期の病院で見る患者さんの姿だけではなく、その後ずっと続く、生活して仕事をしている患者さんのものがたりがあることを知って欲しいです。学生さんからは地域保健課題の事前学習の発表があり、私達もまなびの多い時間でした。私と患者さんが学生さん達に願う事は、忙しいと思うけれど、とにかく、自分の体を大切にして患者さんに寄り添ってもらえている!と思われる看護師さんになって欲しいです。心からエールを贈ります。
コメント