「精神科医と学ぶメンタルヘルス教室」

ようこそプログラム

8日土曜日11時〜12時は初めてのプログラムでした。がんを経験し仕事復帰をしている精神科医の今井さんと精神科看護師の平さんが講師です。ここは病院じゃないので今井さんと平さんと呼ぶことにします。初めてだったのでお二人の自己紹介。お二人とも血液の病気を経験されていて今は寛解されているお二人。これからはご自分の体験を踏まえて、いろいろお聞きすることが出来そうです。がん患者さんやご家族にとって少しでも闘病されるお気持ちが楽になればいいなあと期待します。

今井さんからは精神科の治療の特徴について聞きました。正常に戻すことではなく、成長してることが大切。客観的検査結果を求める事は出来ないから、メンタルの問題は医師の体験から評価して行くしかないそうです。対症療法だけ。曖昧ななか、100%治るかわからない、どれだけかかるかわからない。とにかく治療を始める。悲観的にもならず楽観的にもならず。並走、励ますしかできないと。マラソンのようにゴールが明確でない。登山ではなく山をおりるという感覚との事。達成感のある終わりじゃなく、平凡な安全な里にたどり着いて、ここら辺で終わります?って言う感じ。日常生活が遅れて苦痛がない・・・。とても大切な感覚だと思いました。

平さんは精神科ナースとして病気になったからこそ語れることがあるのでは・・。この時間は自分にとってのチャレンジとも言います。

次回は8月3日です。

コメント