2026年3月7日(土)13:30〜今日は金沢寺町にある本隆山承証寺の水野禎源住職さんのお話でした。水野住職さんは昨年5月にも来ていただいており2回目のご登場です。ご経験からとても実直にお話され、参加者さんのちょっとした相談にも丁寧に答えてくださいました。


今日は、お彼岸(3月17日〜23日)のお話でした。日本での仏教の広がり方から各宗派、地域密着へと布教していき、その中で生まれた日本特有のお彼岸に対する捉え方などをお話されました。水野住職さんは、現在は故人を偲んでの供養となっているお参りについて、本来は今生きている私たちを導く教えであることを説いてくださいました。お彼岸のお参りのときには今一度自分自身を振り返って欲しいとのことです。
また『六波羅蜜』 布施(施す) 持戒(自己を律する) 忍辱(耐え忍ぶ) 精進(努力する) 禅定(見つめ直す) 智慧(学び直す)や『無財の七施』 眼施(優しい眼差し) 和顔施(和やかな笑顔) 愛語施(思いやりのある言葉) 身施(自身の身体を使っての奉仕) 心施(心配り) 床座施(場所を譲るなど) 房舎施(温かくもてなすなど)についてのお話もありました。財があるないに関わらず、自分のできるやり方で思いやりの心を持ち続けることで社会と生活を豊かにしていけたら良いと、そしてこのような教えを学ぶ機会がもっと広がっていければ良いと話されました。

講義の後は座談会でした。松原病院の今井先生のご参加もあり、春らしい和菓子とハーブティをいただきながら参加者さんの日常的な疑問にも答えていただきました。来るお彼岸は西方浄土の故人を偲ぶばかりでなく自身を問うてみる期間にしたいと思うのでした。ありがとうございました。

次回の「お坊さんと話そう」は7月4日(土)13:30〜になります。(K)


