2025年4月5日(土)13:30〜『まなびの教室』の時間でした。参加者11名。
今日は、金沢医療センターのがん化学療法専門看護師の山森さんとのフリートークでした。松原病院の今井先生(精神科医)と平看護師、ピアサポーター達も交えて『緩和ケア』のあり方をそれぞれの立場から話しあいました。

『緩和ケア』というと終末期のイメージが強いのですが、診断早期からの身体的な苦痛や不安、治療によるつらさ、精神的・経済的な不安など、その時々のお悩みに対していつでも受けることができます。そしてそれは『緩和ケア外来』を受診することばかりではなく、主治医に気持ちを伝えることであったり、がん相談支援センターや地域包括支援センターに相談にいく、また患者会などに参加して今の気持ちを話し聞いてもらうことなど、それぞれのタイミングに合わせたケアの方法もあり情報を知ることも大事になります。
「医療者は専門性を高めより深く、患者さんに寄り添うことが求められる」「もっと気軽に相談しやすい環境作りやお互いが信用しあえる関係作りも大事になるのではないか」と。
参加者の皆さんの本音の部分もしっかり伝え合え、とても貴重な意見交換ができた時間になりました。
次回は6月14日(第2土曜日)13:30〜になります。ご参加お待ちしています。(K)
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