今日は大切な方をがんで亡くした方が集うもくれんの会でした。悲しみの気持ちを分かって欲しかった、体験談を聞きたい、と初めて参加された方、皆さんのお顔が見たかった、元気をもらいたかったと参加されるリピーターの方達が集いました。ひとりひとり、順番に話せる範囲でお話をして、それをみなさん優しく寄り添う気持ちでお聞きいただきました。後半は自然にそれぞれがピアサポーターになったかのようにそれぞれの悩みが相談し合えるグループができていました。もくれんの会は何度も胸が熱くなって涙をこらえる場面があります。ひとりの人がいなくなるとは、とても大変な事です。色んな事が変わってしまう・・その人がいたから保たれていた関係性が、その人がいなくなることでくずれる。それがまた新しい辛さを生むのだと思います。その人がいなくなった辛さに加えて家族の関係や、親戚の事や、お金の事など、お墓の事などなど・・その人がいたらずっと続いたであろうことが続かなくなる・・それが大変なんだと思います。大切な方を亡くして日が浅い方、長く年月を経た方、温度差は確かにあるかもしれませんが何年経ってもフッと当時のつらい瞬間がよみがえります。遺族のベテランにはなれません。でも、ちょっとアドバイスは言えるかもしれません。大切な人が亡くなったら、いろいろな事をしなければならなくなります。こなさざるを得なくなります。頑張ろうとか良くしようとか思わなくても一つ一つこなしていると確実に時は過ぎ、振り返ったらそこに頑張った自分がいます。次回は8月19日です。
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