9月25日~27日まで第84回日本癌学会学術総会が金沢駅周辺のホテルや音楽堂で開催されました。56年ぶりの金沢での開催とのことで元ちゃんハウスからも西村と米森さんが患者参画プログラム「サバイバー・科学者プログラム(SSP)」参加させていただきました。ポスター発表は西村が「その人らしく」を支える地域の実践、そして米森さんが「がんとともに生きる場づくり~認定NPO法人がんとむきあう会の実践」との演題で発表しました。








学会のSSPプログラムの目的は「がん研究に対してがん患者や家族の立場から参画する「リサーチ・アドボケート」の養成となります。研究者の先生方とはなかなかお会いすることもありませんが、講義を受けたりいろいろ教えていただく貴重な体験でした。グループワークとして3日間でアドボケートメンターの方のご指導を受けながらテーマについて調べてまとめて最終日には発表をして、そして修了書をいただきました。西村は「がんの早期発見・術後再発の早期予測に向けたがん診断技術の進展」について、そして米森さんは「腫瘍内免疫微小内環境を標的とした治療法開発」についてです。ついていけるか??と不安でしたが、先生方もメンターの方も、そしてグループの先輩方も本当に優しく愛を持って指導していただき、なんとか無事に終了しました。






楽しい美味しい時間もありました。2日目の夜は懇親会に出させていただきました。前理事長のことを知っていてくださる先生方ともたくさんお会いできました。学会で出会っていただきました先生方、患者会の皆さま、ありがとうございました。学んだことを自分のものとして、元ちゃんハウスの場でアドボケーターとして活動してまいります。





