ピアサポーターの〝りくつな〟 日記  〜その6〜

元ちゃんハウスピアサポーターの〝りくつな〟 日記 元ちゃんハウス日記
夏の終わりのエモーション!

相変わらず30度超えの暑い日が続きますが、さすがに熱帯夜はなくなり、虫の音や稲刈りの景色から秋を感じるようになりました。毎週、お花を届けてくださる方から
「いつもなら咲いているお花がまだ咲かないのよ~」
と気にしていただいてますが、花も虫も暑過ぎた夏にピークを逸しているのかもしれません。

8月19日、しいのき迎賓館で開催されたウクレレのイベントに出演した時も、ただただ暑くて20分間ほどステージに上がっただけですが、楽器を落としそうなくらいに汗はダラダラ、機材も素手では触れないくらいチリッチリの高温、コロナのため4年ぶりの開催イベントに音響スタッフさんとの意思疎通が上手くいかなかった? などなど…、反省材料があり過ぎて、メンバーの家族に無理言って撮ってもらった動画は怖くて未だに見られません(;’∀’)。

その後、主催者側から“次回は真夏を避けて開催予定!”と連絡が来ました。そりゃそうかもね!連続出演してきた8月恒例のイベントなので、みなさん出演できるのを楽しみにされていますが、野外ステージなだけに運営側のご苦労も並大抵じゃないことは想像に難くありません。
私の中で一番大変だったのは、本番一週間前にメインヴォーカルのコロナ感染が発覚したことでした。誰のせいでもないのは重々承知ですが、気分は撃沈、またまた“どうする米森!”の事態です。急遽、友人に出てもらうことになり、一夜漬けだからどう転んでも“しょうがない”のですが、こういう回を重ねるごとに私の神経が更に図太くなっていくんじゃないかと心配です。

ただ、今回の出演にあたり、ウクレレ部の看護師さん達が練習部屋を使えるよう、あれこれ手を尽くしてくれました。病院側の忖度もあって毎週、心おきなく集まれたことは本当に感謝しかないです。みんなで息を合わせてステージに上がる緊張感や終わった後の安堵感と達成感は一緒に出た仲間だからこそ味わえるものです。また来年も出られるよう頑張りたいです。

元ちゃんハウスでも様々なイベントがあります。
9月10日は「プール交流会」でした。
白山市の佛子園経営の「ゴッチャウエルネス」で、がん体験者、女性限定の水中エクササイズを、インストラクター花岡修子さんにご指導いただきました。花岡さんのさりげない気配りと染み入る様な言葉かけ(しかもハスキーでかっこいい!)に、ほんの一時間でしたが、この私でさえ優しく素直になれたひと時でした。

後日、参加者から
「あの日は本当に気持ちよくて、久しぶりに爆睡できました。またやって欲しいです!」
と言われ、私たちも、そういう言葉が嬉しくて図太くなりながらも頑張れるんだな~とつくづく思うのでした。

プール

(2023年9月14日)


元ちゃんハウス米森直子ピアサポーター

元ちゃんハウス ピアサポーター
米森直子

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