寒中お見舞い申し上げます。という、時候のご挨拶がぴったりの日々になってきました。今年の元ちゃんハウスは、「書初め」「文化祭」とあっという間の松の内だった気がしています。
おでかけ元ちゃんハウス恒例の「書初め」は、妙法寺さんで阿部豊寿さんにご教授頂き、書初めを書き、住職の法話を聞き、ぜんざいを食べる。新年の幕明けにピッタリの行事です。
今年は例年になく、たくさんの方に来て頂きました。書初めのテーブルを急遽、増やしたほど。 皆さんが書き終わったころ、私も書かせて頂くことにしたのですが、なんて書こうか迷っていたところ、阿部先生に「巳年は成長と変化の年と言われているから“巳”って書くのもいいよ」と言われ、“巳”という字を書くことにしました。帰ってから巳年の意味を検索すると
巳年は、成長と変化の年だといわれています。
なぜなら、蛇は脱皮を繰り返して大きくなる生き物だから。
その様子から、「再生」や「進化」を象徴する存在としてとらえられているのです。
そのため、巳年は「新しい自分に生まれ変わる」ことがテーマになる年だといえるでしょう。
また、巳年は自分の習慣や考え方を見直す絶好のチャンスでもあります。
なるほど。巳年は「新しい自分に生まれ変わる」ことがテーマになる年なんだとこの歳で知り(^_^
巳年の偏見が薄れました。
そして1月11日は県立図書館のだんだん広場での「元ちゃんハウス文化祭」
天気予報では「この3連休は大寒波が・・・」と言っていたので、もう覚悟するしかないと思い、当日を迎えましたが、前日までの雪交じりの雨とは違い、青空も見える晴天に。
私はほぼずっと、珈琲や菓子パン、グッズ販売のコーナーにいたのですが、たくさんの方に声をかけて頂きました。
(元ちゃんハウスは)ずっと前から知っていたけど、行く勇気がなくてね。こうやって出てきてもらえると来やすいわ。ありがとう。
本当にいろんな人が関わっておられるんやね。
楽しかったわ。ありがとう。
自分の家族や友人でがんになった人もいるんだけど、自分ではないから行けなかった。
とおっしゃる方から、実際に元ちゃんハウスに来られている常連さんも。
治療が終わって経過観察になったよ。
この場所で温かい皆さんの声援があって涙がこぼれそうだった
過去はヒストリー、未来はミステリーだって。なるほどと思った。未来をホラーにしないようにしないとね(笑)
お天気も良くて出てきやすかった
だんだん広場の一番上にいた私たちのところまできて、声をかけて下さった皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。そして、元ちゃんハウスに関わってくださっている方々が元ちゃんハウス以外の場で繋がっていらっしゃった方がすごく多いことに気づかされ、“縁”を感じました。
1月15日は「左義長」でした。私の小さい頃の記憶の「左義長」は神社ではなく、海岸での「左義長」だったので正月飾りのほか、書初めの書き損じたものを燃やし、餅やさつまいもをアルミホイルでくるんで焼いて食べていました。焼きみかんも食べていたような記憶があります。自分の懐かしい思い出は常に食べ物と共に思い出していることにちょっと笑えてしまいますが。
自分の習慣や考え方を見直す絶好のチャンスである巳年。
成長と変化の年である巳年
どんな1年にできるかは自分の考え方次第ですね。感謝の心を忘れずに穏やかに成長できる自分でありたいと思います。
(2025年1月16日)
元ちゃんハウス 管理栄養士
任田和子
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