お坊さんと話そう

ようこそプログラム

 2025年7月5日(土)13:30〜14:30『お坊さんと話そう』14:30〜茶話会でした。お坊さんは日蓮宗妙法寺の僧侶、出島元寿さんです。参加者、スタッフ含め19名、たくさんの方に来ていただきました。

 金沢は7月13日〜16日に新盆を迎えます。7日は七夕祭り。そして今日は『7月5日に大災害』などの予言があった日でした。臨床宗教学を学ばれている出島僧侶ですが、この手の予言などは信じてしまうのだそうです。そこには説明ができないものの存在があるからと言われました。

何かわからないものに畏れを抱いてしまう。なにかに救いを求めてしまう。助けてもらいたいと思う、お願い事をする。災害などが起きると宗教信者が増えるのだそうです。参加者さんからも「こころの拠り所があることで救われることもある」と言われます。

 出島僧侶は、医療機関で病状だけのお話では気持ちが救われないこともある。救いを求めたいこと、そこをしっかりお聞きして求めに寄り添うことが大切ですと。そして、それぞれの宗教には教えの違いがあるので、ご自身やご家族などと一緒に考える機会になれば良いと話されました。

 また今日は開館すぐに可愛らしい来所者が来てくれました。がん看護専門看護師の高地弥里さんと娘さんです。七夕飾りの笹を持って来てくださいました。早速、来所者さんに短冊に願い事を書いていただきました。皆様の願い事が叶いますように!!やはり何かに救いを求めたい気持ちになりますね。

 次回の『お坊さんと話そう』は9月6日(土)13:30〜です。ご参加お待ちしています。(K)