まなびの教室

ようこそプログラム

8月3日(土) 13:30〜「まなびの教室」の時間でした。本日も朝から30℃越えの暑い暑い中、8名の方が集まりました。午前中からの「料理教室」や「精神科医と学ぶメンタルヘルス教室」から続けてのご参加の方もいて、この第1土曜日はとても賑やかな元ちゃんハウスです。

 今日の講師は 林 誠さん(国立病院機構石川病院 薬剤科薬剤科長)。「医療用麻薬の上手なつかいかた」のお話でした。

がん患者さんの最大の苦痛である「痛み」。この「痛み」は患者さんの主観的な感覚となるので、主治医や薬剤師、看護師などに「痛み」をしっかり伝えること、どこがどんな感じで痛いのか、持続する痛みなのか、痛みの改善・憎悪因子など細かく伝えることが大切で薬の選択にも繋がっていきます。鎮痛目的で医療用麻薬を使い始めることに抵抗感がある方も多いのですが、正しく使えば怖くないと話されました。

 講義のあとの茶話会ではそれぞれの体験の話になりましたが、やはり『伝えること』が大切です。正しい理解の元に上手に痛みのコントロールをすることが、日常の生活レベルを保つことにつながります。入院中や通院、在宅いろんな状況下でもまずは相談してみましょう。

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