NHKフォーラムでマギーズ東京つながりライブ配信されました。

東京発オンラインフォーラム「がんと生きる ～こころとからだ 私らしく～」で元ちゃんハウスから患者さんと一緒に参加しました。前日からの大きな機材の準備にドキドキして本番は緊張感Maxでした。元ちゃんハウスを作った前理事長がまさか自分ががんになると思っていもいない10年以上も前からマギーズ東京の秋山正子さんと東京にも、金沢にもイギリスのマギーズケアリングセンターのような施設が欲しいねと言ったことから始まった元ちゃんハウスの道のりです。彼は亡くなりましたが、こんな場所が必要だという事でマギーズ東京と元ちゃんハウスが繋がって紹介されるなんて本当に感激でした。マギーズ東京には秋山さんと一緒に、最新の医療やサポーティブケア、在宅医療を担う先生方がおられて、元ちゃんハウスからはお二人の患者さんと一緒でした。私も元ちゃんハウス代表ではありますが、気持ちは遺族、患者としての参加です。フォーラムに参加して思う事は、がんの治療もすすんでいるし、苦痛を和らげる医療もすすんでいるし、闘病の場として病院だけではなく、在宅医療も選べるようになっています。がんになるのは辛いことだけれど頑張っていれば医療は進歩しているから期待できます。ただ、医療だけでは補えない気持ちの部分や生活の中での支援など、私達も出来る事があります。がん患者さんやご家族のかたの町中の拠り所として頑張っていきたいと思いました。言っても仕方がない事を話せる場所・・がん患者でなく一人の人としていることを支える場所を作って行きたいです。元ちゃんハウスは当事者の方が主役の場所なので、患者さんと一緒に参加できたことが嬉しかったです。収録が終わってほっとした時、患者さんのお一人が感極まってらっしゃいました。きっと共に戦っている仲間、逝ってしまった仲間、沢山の方の想いを持って参加されていたのだと思います。頑張っている素敵な患者さんたちと共に居させてもらえてありがたいと痛感した一日でした。