もくれんの会 お花見🌸

ようこそプログラム

 4月4日(土)13:30〜もくれんの会(遺族会)のお花見を行いました。

 このお花見会は、もくれんの会参加者さんの声「お花見🌸に行きたいが、故人との思い出が溢れてくる」「賑やかな場所にいると自分一人孤独を感じて辛くなる」などをお聞きし、メンバー同士それぞれの思い出や感情を語り合いながら行って見るのも良いのではないかとR6年に開催しました。幸い元ちゃんハウスは兼六園(花見期間は無料開放)や金沢城公園にとても近いので、ここ2回は激混み覚悟の観光定番大名所のお花見会🌸🌸🌸でした。3回目の今回は、ゆっくりと本多の森周辺を散策してみようと参加者でコースを決めて巡ってきました。

 小雨が降ったり止んだりのお天気の中、まずは『もくれんの会』名前の由来になったもくれんの木のお花見から始まりました。紫紅色の花が所狭しとばかりに咲き誇っていました。

NTT西日本のビル横の小道は満開の桜並木🌸です。そのまま大乗寺坂を下り鈴木大拙館へ、桜の名所ではないためか混雑することはなくゆっくり時間をかけて、大拙の足跡や思考に触れることができました。「水鏡の庭」ではそれぞれが気に入った場所に座りぼーっと、いやいや深い禅の思想を…  静寂な空間、雨粒が水面に落ちる様や定期的に水面に広がる波紋を眺めながら今の自分を振り返る時間になりました。大切な家族を亡くし、哀しみとともにここまで自分一人で背負ってきた責務や不安感・孤独感などの荷物を一旦下ろして、感情の荷物整理をし、また背負い直す、そんな空間であったように感じました。

隣接する松風閣庭園は、小雨がちょうど良いくらいにしっとりと苔の緑が鮮やかでした。兼六園より古い歴史をもち私邸であった故保存されてきたことなどを管理人から説明を聞きながら周ってきました。

そしてその隣の中村記念美術館「屏風・掛軸・巻子の世界」企画展へ。ここでは加賀藩の伝統工芸や茶道文化に触れお抹茶を一服いただきました。約2時間半の散策はこの時期の花見の雑踏を忘れるくらいのんびりとまったりとした時間を過ごす事ができました。

 友人同士、家族で楽しむお花見も良し、自宅近くの1本桜や通勤途中の桜並木を通り過ぎるお花見も良し、花見団子を食べて楽しむのも良し、その中にもくれんの会メンバーで楽しむお花見もあってもいいのかなと思いました。季節は巡り時の流れを静かに受け入れていきたいと思わせた時間でした。

 次回のもくれんの会は5月23日(土)13:00〜です。島薗進先生(宗教学者)の講義を予定しています。詳細は後日改めてお知らせ致します。ご参加お待ちしています。(K)