元ちゃんハウススタッフの日記

元ちゃんハウス日記

ハロウィン🎃ロウソク

みなさん、ハロウィン楽しんでいますか?遺族&看護師の角口です。またまた5週目木曜日がまわってきました。そして10月31日は🎃ハロウィン、窮屈な日常からイベント日にはちょっと弾けたくなる気持ちもわかります。

ハロウィンの由来は、古代ケルト民族の〜〜〜(詳細を知りたい方はお調べになって下さい)「秋の収穫祭」と「死後の世界との扉が開く日」だそうです。ご先祖様や故人が家族に会いにくる日、まさに日本のお盆ですね。ただ悪霊なども来たりするため身を守るために仮装をしたり、かぼちゃをおばけのように切り抜いたランタンで脅したり、、1970年ごろから日本でのイベントが開催され現在のようなサブカルチャーになっていったようです。もはや秋の商品合戦です。

先日ハロウィンのかぼちゃのロウソクを見つけ、早速仏壇に飾ってみました。安らかに眠っているはずの故人を驚かせてどうするの?なんですが、仏壇の周りにも季節感は欲しいものです。そこで私がいつも愛用しているのが、花ロウソク 絵ロウソク です。火を付けずに飾っておけば、仏花の飾れない時のお花代わりになるとのこと。石川県内では『七尾和ろうそくの高澤ろうそく店』が有名です。(能登震災にて現在仮設店舗にて営業中)芯に和紙を用い菜種や米ぬかなどの植物ロウを使っています。煤が出にくく、炎が消えにくく大きいように思います。芯が伸びていくにつれて炎が大きく揺れる様子を見続けたりしてしまいます。それ以外にも私は蜜蝋のろうそくもお気に入りです。こちらも優しい炎で燃えかすも残らずで使いやすいのです。ユラユラする炎の揺らぎを見ているだけで、心の奥まで鎮まるというか落ち着いていきます。炎の揺らぎは「1/fゆらぎ」と呼ばれる波動の一つで心臓の鼓動や波の音と同じリズムなんだそう、心地よく感じるリズムだったんですね。

高澤ろうそくと蜜蝋のろうそく

10月は「日本エンドオブライフケア」学会があり(参加した様子はこちら)、『自分らしさ』『己を知る』『自己課題』『自己超越』『自己理解の深さ』など、たくさんの言葉が私のメモに残っています。日々の忙しさから離れ、自分の一番落ち着く場所で振り返りながらこれからの自分のことも考えていきたいと思います。

(2024年10月31日)

元ちゃんハウス 看護師
角口 園美

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