患者さんからの素敵な言葉

元ちゃんハウス日記

80歳の男性の方で金沢駅よりもっと遠くからいつも歩いて病院や元ちゃんハウスへ来てくださる方です。まだまだお仕事も現役です!20年以上前に手術をされて再発などは無くお元気ですが、手術で甲状腺を全部取ったのでずっとお薬を飲まないといけない方です。その方は病気を告げられた時も「そんなに落ち込まなかった、なるようにしかならないと思ったから。くよくよしても結果は変わらないし。」と。その当時はがんと言わない事もあった時代ですが主治医にもきちんと説明を求め、ちゃんと聞いたそうで「いい先生やった!今までの先生みんないい先生や。」と。そして「散歩しながら、自己流で詩を作って勝手にメロディーつけて歌っているんや。人は生きているだけで幸せなんや。足元にある小さなしあわせをみつけんなん。感謝せんなんがや!」とひらがなで書いた詩を見せてくれました。この方の言葉は本当に温かく、聞いている人に力をくれました。たまたま同席した、現在闘病中の患者さんも「私もがんばろう!あやかりたい!」と笑顔になられました。許可を貰って詩の写真を撮りました。

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