元ちゃんハウスでは、いろいろなプログラムを開催しています。その中で、ちょっと異質?なのが元ちゃん倶楽部でしょうか。元ちゃん倶楽部以外のプログラムでは、講師やスタッフが先導しますが、元ちゃん倶楽部では、参加者のみなさんが趣味や特技を持ち寄って、お互いに先生になったり生徒になったりしながら楽しみます。
同じおしゃべりでも、手を動かしながらだと、面と向かってするおしゃべりとはまた違ったお話ができます。これも元ちゃん倶楽部のいいところかなと思います。
楽器に貝合せに水引に、みなさん多才で本当に羨ましいです。
…はて、私は、人に教えられるほどの趣味や特技があるだろうかと考えると…食べ歩きやミュージカル鑑賞など、どちらかというと受け身な趣味ばかりで、何かを生み出すような趣味は何も持っていないような…。
そんな中で、まだ趣味・特技とはとても言えませんが、4月から取り組んでいるぬか漬けは、唯一クリエイティブっぽい趣味かもしれません。いつかの日記で触れたことがありましたね。
その後、順調に続いています。前にもぬか漬けづくりをしたことがあったのですが、挫折してしまいました。「常温で保存し、毎日かき混ぜる。」というのが、私にとってはハードルが高くて挫折の原因でした。今回は冷蔵庫で保存しています。低温である分、発酵が遅くて、いい感じのぬか床に熟成するまでに時間がかかりました。でも1週間くらいほったらかしにしても傷まないのが冷蔵庫方式のいいところ。2日くらいの浅漬けでサラダ感覚で食べたり、忘れた頃にしっかり漬かったものを食べたり。私にはこの方法が合っているみたいです。
ぬか床づくりは、人によってレシピが全然違うのもおもしろいところかなと思います。ぬかに対する塩の割合ひとつとっても、私が調べた限りでもレシピによって7%~20%くらいまで幅がありました。風味付けに加えるものも、ビールがいいとか悪いとか、大豆がいいとか悪いとか…。「感覚でやる」ことがやや苦手な私にとっては、一体何を信じたらいいの⁉️と混乱しました。で、私の中で決定版!としているのがこの本です。
前にぬか床づくりをやったときは(のちに挫折しますが…)やる気に満ちあふれていて(そういうときほど挫折しがち…)、福岡県にある著者の方のお店まで行ってぬか床料理を食べて、私のぬか床を持ち込んで「ぬか床診断」までしてもらいました。
ぬか床づくりは、元ちゃん倶楽部でみなさんと楽しむことのできる趣味にはなりませんが(笑)、試行錯誤の過程をおしゃべりするくらいのことはできるかなと思います。
元ちゃん倶楽部ほか各種プログラムにぜひご参加ください!
(2024年8月22日)
元ちゃんハウス 看護師
毛利葉月
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