元ちゃんハウス　管理栄養士の〝食べまっし〟日記

食と栄養

元ちゃんハウスの櫻井です。私は管理栄養士として、元ちゃんハウスのプログラムの「料理教室」、「食と栄養」を担当しています。
がんとむきあう会の料理教室は、自宅でもある「食事の教室くでん」から始まりましたが、おかげさまで、2015年10月の第1回から開始し、料理教室に参加された方は延べ1000人を超えました。いつもは、私が講師なのですが、年に1回金沢赤十字病院にて乳がんの患者会「クロスピンク」とコラボしパティシエの先生によるスィーツ教室も開催していました。こちらの方がまだ再開されていないのが残念です（私自身がとても楽しんでいました）が、コロナ禍でもオンラインを利用したりとほそぼそと続けられたことに感謝しています。

4月からはじまった“ようこそプログラム”の食と栄養の中で、利用者さんの母の思い出の味ということで、いも煮を作り、0歳から80歳の方が参加され、みんなで食べました。もちろん、それぞれの体調にあわせて、咀嚼の弱い方でも食べやすくしたり、食物繊維を控えたり、離乳食対応をしたりしましたが、同じいも煮をみんなで食べると更に美味しいことを改めて参加者の方々と実感しました。このような、料理教室以外でみんなで食べる体験をぜひ続けていこうと思いました。

ということで早速ですが、2024年1月9日火曜日の13時、食と栄養の時間に（15時のおやつの時間にあわせて）あんこの入ったおもち系のおやつを作ります。利用者さんの思い出の味です。作りたいと思う方、ストーリーを聞きながら食べたいと思う方、ぜひ元ちゃんハウスにいらしてください。お待ちしています。

私自身食べたことがないので、上手にできるかドキドキですが、嬉しそうにお話していただいた利用者さんの味を再現できることを楽しみにしています。

また、料理教室ですが、こちらの方は1月がお休みで、2月は「かぶら寿司」となっています。いつもと違い、お持ち帰りが中心です。当日13時からのがんに詳しい看護師さんからの「まなびの教室」に参加する方とは一緒に軽食を作りたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。お申し込みはこちらから！