管理栄養士の〝食べまっし〟 日記  〜その13〜

元ちゃんハウス管理栄養士櫻井千佳 任田和子 元ちゃんハウス日記

料理教室

今回も料理教室ネタですみません。先日兼六園の無料開放の桜がきれいな4月6日に今年度の料理教室が始まりました。4月は関西風のお好み焼きと広島風お好み焼きの2種を作り比べました。金沢ではなかなか食べられない広島風お好み焼きは初めて食べる方もいました。広島風のお好み焼きは、薄い生地に、たっぷりのキャベツと焼きそばが入っているのが特徴です。
広島焼の生地ですが、ポイントは

生地の中に牛乳を入れること

です。小麦粉のグルテンが広がり固まりにくくなることにより伸びがよくなり初めての方でも簡単に薄く延ばせます。写真のようにパリッと良い感じになります。

今年度の年間料理教室予定が決まりましたのでお知らせします。基本元ちゃんハウスの料理教室は、毎月第一土曜日11時から13時ですが、5月と6月は日程がイレギュラーで第二土曜日となります。また1月はお休みです。

5月の料理教室は、5月11日です。6月の市祭である百万石まつりに向けてお祭りメニューを作ります。治部煮、べろべろ、お赤飯です。治部煮は、鴨肉や鶏肉などに片栗粉や小麦粉などをまぶし煮ることで肉のうま味を閉じ込めて作る煮物です。江戸時代の加賀藩の時代から、武家や庶民の間で親しまれている料理で、家庭料理としても食べられたりしています。
「治部煮」という名前の由来は、文禄の役で豊臣秀吉の兵糧奉公として仕えた「岡部治部右衛門」が考案した料理だからという説と、鍋で煮る時の「じぶじぶ」という音からきているという説があるようです。べろべろは「えびす」とも言われ、ほんのりあまじょっぱいとき卵の寒天寄せです。祭りや祝いごとに欠かせない行事食です。

6月はピザ、7月は素麺、8月はカレー、9月は防災食、10月は麻婆茄子、11月はそば粉のガレット、12月はクリスマスメニューとおやき、2月はかぶら寿司、3月はひな祭りメニューとなります。
食欲不振や味覚障害がある方、食事の量が少ししか食べられない、ゆっくりでしか食べられない方など、どなたでも参加できます。できる範囲の担当を担いながらご参加ください。みなさまのご参加お待ちしております。

お申し込みは、電話 076-232-5566またはこちらから!

(2024年4月18日)

管理栄養士 櫻井千佳

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