妙法寺で揮毫と書初めと祈願を。

ようこそプログラム

お陰様で本日、予定通り無事お出かけ元ちゃんハウス㏌妙法寺での書初め交流会を終えました。集まってくる皆さんのお顔をみて無事を確認して近況報告しあいました。開催の趣旨を変えた事、本来、がんとむきあう会のご支援をお願いする機会ですが、今日は能登半島地震支援募金をお願いすることをみなさんに賛同いただきました。

そしてまず最初は阿部豊寿さんの揮毫は「祈」でした。先生もいつもとは違う緊張感だったとおっしゃいます。一筆目の気合から本当に気持ちのこもった揮毫で感動でした。そこに集った方が能登半島地震の無事を心を一つにして祈った時間でした。

そしてそれぞれの書初めを阿部先生にご指導いただきました。やはり今年は能登の方々を思う文字が多かったです。輪島のおばあちゃんからいただいた筆を持参されて書初めされた方もいらっしゃいました。

その後、書を御前に置いて、妙法寺の出島玄寿さんが被災された方々に対する祈願、能登に一日も早い安寧の日が来ますようにとのお経をあげてみんなで願いました。出島さんからのお話しで南無妙法蓮華経や南無阿弥陀仏・・の南無○○○という意味は“帰依”するということで、英語では祈る→prayだそうです。それぞれの人がそれぞれの気持ちを祈りました。妙法寺さんは日蓮宗ですが、このイベントは寺活のみなさま、他の宗派のお寺の住職さん(寺町台寺町活性化協議会)も毎回参加して下さっています。本日、宗派を超えてみんなが集って祈るという事ができて改めて良かったと思います。

また、出島さんからのお話しの中で「竜頭蛇尾」と言う言葉を教えてもらいました。最初は勢いさかんだったものが最後は力を無くすという意味だそうです。今年は年初めから地震や空港での事故など大きな災難が続きましたが、この後は悪いことはもう無くなり、平和な一年になってほしいと祈ります。

作品を持って記念撮影です。

その後はお手製のぜんざいであったまりました。みんなであったかくて甘~いぜんざいを食べれることがありがたくうれしくて、にっこりです。

今日の開催に不安はありましたが「良い時間でした。開催してくれてありがとう。今、こんな風に集う会が必要だ」などの言葉を沢山いただきました。元ちゃんハウスを作ろうとした時から続けている会です。10年近い前から変わらずご一緒して下さる阿部豊寿さんと妙法寺さんです。こんな時だからこそこの方々との力が必要です。能登のあの方この方のお顔が浮かんでいます。電気も水も来ている金沢にいて、みんな何もできない事を苦しく思っています。これからも能登の方々への気持ちは一つです。なにか出来る事があればやっていきたい思いです。今日も温かいお気持ちの義援金が集まりました。金沢市が能登半島地震災害義援金を受け付けているので届けたいと思います。みなさま、ありがとうございました。

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