
毎年、8月は暑い暑いと言ってるような気がしますが、今年は一段と暑いように思います。今回は暑さに負けないようにお腹に優しい薬膳を取り入れた料理を試してみることにしました。ウィキペディアによると薬膳は「中医学」を基本に不調のもとになる身体バランスの崩れをニュートラルに戻すための医食同源に基づく飲食療法のこと…となっています。今回は雑穀と豆のほんのり甘いお粥、豚肉と冬瓜のスープ煮、枝豆豆腐を作りました。

お粥とスープ煮の食材です。雑穀と豆のお粥はもち米に雑穀と豆を入れるので前日から浸水させ、コトコト煮たものですが、今回はヘルシオホットクックにお任せされていました(笑) 薬膳では白砂糖の働きとして体内に余分な水分をため込む【潤】の働きがあるのだそうです。これは体を冷やし、むくみやすい人にとっては砂糖の摂りすぎは注意が必要だとか。脾胃虚弱の疲労時の甘味は蜂蜜を利用するそうです。そういえば、夏は食欲なくてかき氷やアイスクリーム、清涼飲料水などで砂糖を摂る機会が多くなってしまっているかもしれませんね。

冬瓜は薬膳では体内の熱を冷まし、余分な水分を取り除く効果があるので夏のほてりやむくみ解消に有効だそうです。豚肉は塊肉を厚めに切って焼いてからスープに入れました。

豚肉にも体を潤し、熱を取り除く作用があるとか。

また、枝豆も胃腸の働きを助け、余分な水分を排出する効果があるとか。夏の食材にはそういう働きのあるものが多いんですね。季節のものを食べる大切さを知りました。

おまけの梅ゼリーもあり、お粥なのに結構、満腹になりました。もち米や雑穀なので腹持ちもいいんですかね。とっても体に優しいメニューですが、注意としてお粥だからといって食べ過ぎは禁物だそう(笑)薬膳は面白いけど、ホントに奥深いです。来月は防災月間。おいしい防災食をやります。ご興味のある方は是非、お待ちしています。