金沢もようやく梅雨が明けました。暑中お見舞い申し上げます。
そして、熊本地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
元ちゃんハウスアート部顧問の山本基さんの個展が、9月に尾道で開催されます。

私達は週末の行ける時間だけですが、山本基さんのアトリエへお手伝いに行っています。基さんの作品が大好きで、以前から各地の作品展にも足を運んでおり(追っかけです 笑)、もちろん今回の尾道にも伺う予定です。
昨年、元ちゃんハウス2階のギャラリー・ケアリングで作品展を開催してくださったお礼の気持ちもあり、こうして少しでもお手伝いできることを嬉しく思っています。ただ、気持ちだけは大きいのですが、本当に役に立てているのかは謎です(笑)。口ほどに手も動いているのか……? とはいえ、おばちゃんトークのおかげでBGMはいらないことだけは間違いありません(笑)。
能登半島地震で倒壊した作品の塩を再利用した新作のパーツ作りのお手伝いです。仕上げは先生にお任せし、迷惑にならないよう、自分にできることを黙々と??作業しています。
手元に集中して静かに作業していると、「どうしたの?」と皆さんに驚かれます(笑)。












また同じ時7月31日から8月2日まで、金沢美術工芸大学美術科の学生さんによる「ふれる彫刻展」が2階ギャラリーケアリングで開催されました。
学生さんたちが作品展を企画し、展示し、来場者に丁寧に対応されている姿を、微笑ましく見ていました。予想以上に多くの方が来場されたそうで、元ちゃんハウスのスタッフや患者さん、ご家族からも「面白かった」「癒やされた」と嬉しい感想をいただきました。
今、金沢市では「文化的処方」という考え方が進められているそうです。文化や芸術を医療や福祉の現場に取り入れ、心と体の健康につなげようという「金沢らしい文化的処方」です。
その話を聞いて、「私たちは以前からやってきたことだな」と思いました。ギャラリー・ケアリングでは、さまざまな作家さんや作品との出会いがあり、その中で患者さんやご家族が癒やされたり、少し前向きな気持ちになったり・・・そういうことが普通に行われています。これからも、ギャラリー・ケアリングがもっと多くの方に利用され、さまざまな出会いが生まれる場になれば嬉しいなあと思います。
また、2日の日曜日には、金沢21世紀歌劇団による能登三部作第2章『KIZUNA~Pray for NOTO~』を鑑賞しました。これも元ちゃんハウスアート部のご縁からのつながりで楽しみに応援しているものです。法人としても協力しています。
能登のさまざまな歴史や出来事を通して、震災や豪雨災害を見つめるオリジナル作品で、子どもたちが一生懸命演じる姿に心を打たれました。改めて震災を経験した能登を忘れてはいけないし、経験した能登に思いを寄せることを続けていかなければいけないと思いました。


暑い毎日ですが、さまざまなアートに触れる機会でした。元ちゃんハウスの中だけではなく、地域の中でこうしたつながりがあるからこそ、「ちょっと手伝って」「ぜひ見に来て」と気軽に声を掛け合えるのです。プライベートの時間も含め、目の前の一つひとつの出会いを大切にしていきたいです。
そういう人とのご縁が活動を育ててくれると思っています。
(2026年8月6日)

元ちゃんハウス 理事長
西村詠子


