仕切られたカーテン越しにＬＩＮＥするおしゃべり満ちるしんとした部屋
コロナ禍では入院する患者の病棟や病院内の行き来、談話室や売店の利用などが制限されます。患者同士の「接触」も同じで、病室はカーテンの間仕切りで閉ざされてしまいます。病棟の通路から患者の姿が消え、談話室や病室から患者の声が聞こえなくなりました。入院する患者は病院の外でも内でも孤立しています。だからこそ患者たちはつながろうとします。お互いに支え合おうとします。しんとした病室に豊かなLINEのおしゃべりがカーテン越しに飛び交います。
（#未満）
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