休日に、メルマガ原稿のネタ探しに行こう!と思っていたのですが、あっという間に月日が流れ…えー、もう順番?早っ!!
日曜日は講演会。終わったら帰りに兼六園散策してネタ探しをしようかとフワッと考えて出かけました。
『2040年問題と地域医療・在宅医療~ニーズに応えることから見えてくる、今、そしてこれからの地域・在宅医療』
講師は在宅医療で超有名な佐々木淳先生。栄養士会からの広報だったけど、この2040年問題の中に栄養士の存在はあるのか?と思いながら…元ちゃんハウスのメンバーと拝聴しました。ちゃんと事前に参加者を把握している先生は、だれ一人残さず期待に応えた講演で、さすが!あっという間の2時間でした。
私が一番心に残ったのは、“木の根っこ”の喩え。これからは健康寿命から社会参加寿命へ
人は歳を重ねていくなかで人間関係が変化していく。家族、友人、仕事の仲間、地域に如何に深く根を張るかで老後の人生を豊かにできる。
(という私の解釈ですがよかったでしょうか!?講演会を聴いた皆さま)
フレイル予防の3つのポイントも「栄養」「身体活動」「社会参加」
毎日1人での食事が続くと調理をする意欲が低下するだけでなく、同じメニューが続くことや、食事の偏り、食事回数が減ることがあります。
本来、食事で大切なことは楽しく食べることですが、その食事の楽しみもなくなってしまうことも。孤食により、徐々に食事量が減り、食事のバランスが崩れてしまい、次第に低栄養状態になってしまいます。孤食による問題は栄養不足により、筋肉量が減っていき、生活の活力の低下を招き、さらに食欲の低下という悪循環に陥ってしまい、結果的に要介護が必要な状態になってしまうことです。
たくさん食べて
たくさん出かけて
たくさん笑いましょう
(厚生労働省のフレイル予防事業の言葉)
講演後、佐々木先生には土砂降りの中、元ちゃんハウスに寄って頂き、いろんな視点からアドバイスを頂くことが出来ました。先生には兼六園も観光して頂きたかったのですが、私たちにとっては恵みの雨となりました。
(2023年11月16日)
元ちゃんハウス 管理栄養士
任田和子
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