前回のメルマガの記事ピアサポーター米森さんの「りくつな日記」と同じように、今年の冬は私も爪のトラブルに悩まされていました。
とにかく爪が欠けやすく、気づけば何度も米森さんに絆創膏をお借りすることに。
準備万端の彼女には本当に助けられました。

そういえば、この「絆創膏」の呼び方も地域によってさまざまですね。
関西で学生時代を過ごした私は、「リバーテープ貸して」と言われて戸惑った記憶があります(その友人は沖縄出身でした)。
ほかにもバンドエイド、カットバン、キズバン、サビオなど、調べてみると6種類ほどの呼び方があるそうです。同じものでも呼び方が違うだけで、その人の背景や育った地域の話に広がることもあり、こうした何気ないやりとりの面白さを感じます。
少し話がそれましたが、昨年は手荒れがひどかったため、洗い物の際には手袋を使うようにしていました。そのおかげで手荒れ自体はかなり改善し、今年はほとんどハンドクリームを塗らずに過ごしていました。しかし、その影響なのか、爪が乾燥して割れやすくなってしまったように感じています。手のケアばかりに気を取られて、爪のケアがおろそかになっていたのかもしれません。爪が不自由になると、ボタンを留める、袋を開けるといった日常の何気ない動作にもストレスを感じるものですね。改めて、手や爪を含めたトータルでのケアの大切さを実感し、少しの手間を惜しまないことの大切さを感じています。
さて、理事長の「ちゃべちゃべ日記」にもありましたが、2年間にわたり取り組んできたWAM助成(独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業)による「がん患者とその家族が参画する金沢がん共生まちづくり3.0」事業が無事終了しました。
報告会当日には、昨年から当会に研修に来られている愛知淑徳大学 食健康科学部 健康栄養学科の学生さんが参加され、「シンポジウム形式の報告会では、次第に息をすることも忘れるほど没頭し、深く考える時間となりました」といった感想を寄せてくださいました。
多様な立場の方が一堂に会し、それぞれの経験や思いを共有することで、新たな気づきや視点が生まれる場となったことを大変うれしく思います。こうした積み重ねが、がんとともに生きる人と地域がともに歩む「まちづくり」につながっていくのだと、改めて感じる機会となりました。
がんとむきあう会は、対がん協会の助成に応募し、「喪失とむきあう遺族・家族のメンタルヘルスリテラシー向上と自立支援」をテーマとした事業が今年度採択されました。
心より感謝申し上げます。がんで大切な方を亡くされた後も、孤立することなく安心して思いを分かち合い、支え合える場をつくっていくことは、これからの地域にとって重要な課題の一つです。
遺族・ご家族のためのプログラムを通して、その一助となれるよう取り組んでいきます。
今後の詳細につきましては、メールマガジンやホームページにて随時ご報告いたしますので、ぜひご覧いただけるとうれしいです。
(2026年4月16日)

元ちゃんハウス 管理栄養士
櫻井千佳



