10月30日、31日の2日間、高槻市で開催された第39回日本サイコオンコロジー学会総会に参加し、ポスター発表をしてきました。
今回発表したのは、元ちゃんハウスで開催しているがん遺族のための「もくれんの会」についてです。
大切な人をがんで亡くした遺族は、死別による生活の変化の中で、複雑な悲嘆や孤立を経験することがあります。病院などが主催する遺族会はありますが、地域で行われている遺族会の実態は、まだ十分に明らかにされていませんし少ない現状です。
そこで、私たちが続けてきた「もくれんの会」の活動を振り返り、開催状況や参加者の様子をまとめて発表しました。大きな意義があると思っています。

2025年度末までに26回開催し、延べ161名の方に参加いただきました。3か月に1回の茶話会には、金沢市内だけでなく県内の他市や県外からも足を運んでくださっています。参加者の約3分の2はリピーターで、継続して参加される方が多いことも分かりました。
一方で、新しい方や男性遺族の参加が少ないという課題も見えてきました。
数字にして振り返ることで、これまでの歩みと、これから考えていかなければならないことが見えてきます。2026年度から始まった「もくれんぷらす」も、遺族同士のつながりや支え合いをさらに広げていくための新たな取り組みです。
そして、今回の学会で私がとても感動したのが「高槻・大阪宣言2026」です。
「科学と心をひとつの医療へ」「対話を医療の中心へ」「言葉にならない声にも耳を澄ます」「支える場所を社会へ広げる」「未来を次の世代とともに創る」という5つの宣言が掲げられていました。
特に「支える場所を社会へ広げる」という言葉には、思わずうなずいてしまいました。
病院から地域へ。病気だけでなく、その人の暮らしと人生を支えるという考え方は、まさに元ちゃんハウスが大切にしてきたことです。私たちの10年間の活動にも通じるものがあり、これからも大切にしていきたい言葉に出会えました。
学会では、金沢のお仲間や久しぶりにお会いする方々との嬉しい再会もあり、新しいご縁や嬉しいお約束もできました。こうした出会いも学会参加の楽しみです!
さて、ここからはお願いです。 元ちゃんハウスの新しい発信「ちゃべちゃべ企画」です。
谷山洋三さん、轟浩美さん、松田一夫先生、そして私の4人で、がんとともに生きることについて、あれこれ本音でおしゃべりしました。

ステージⅣのがんと向き合う3人だからこその思いや経験。立場も背景も違うからこそ飛び出す言葉や、遠慮のないやりとりもあり、普段の講演会とはひと味違う時間になりました。私が聞きたい!と思うからみんなも聞きたいはず!と思ったのです。谷山洋三先生はNHKのEテレの「こころの時代」でも紹介されてその中で元ちゃんハウスも出ていました。
今回は、まずnoteで鼎談の内容を読んでいただき、さらに有料ポッドキャストで実際の声を聴いていただくという形です。ラジオを聞くように何かをしながらでも聞けます!ぜひ楽しんでいただけたらと思います。ぜひnoteをのぞいてみてください!どうぞよろしくお願いいたします。
みなさまにご購入いただくnoteのリンクは以下です。
元ちゃんハウスちゃべちゃべ企画|元ちゃんハウスこんにちは。元ちゃんハウスです。 このたび、元ちゃんハウスの「ちゃべちゃべ企画」として、2つのてい談を行いました。 2つのてい談 今回は、 東北大学大学院文学研…![]()
このQRコードからも元ちゃんハウスのnoteにアクセスしていただけます。
2026年9月3日)

元ちゃんハウス 理事長


