看護師の〝あんやと〟 日記  〜その11〜

元ちゃんハウス看護師毛利葉月 元ちゃんハウス日記

ハッピーバースデーと手洗いの、深い?関係

元ちゃんハウスでは先日、2月生まれのメンバーの誕生日をお祝いをしました。
副理事長で管理栄養士の櫻井さんと、元副理事長で歯科医師の綿谷先生です。お二人とも、能登半島地震の支援に尽力していて、櫻井さんは金沢市の1.5次避難所で、綿谷先生は輪島市のご実家近くから金沢市に避難している方々を支援しています。

お二人とも、自分のことを後回しにする日々で、おうちではなんとなく自粛モードの誕生日祝いをしたとのこと。元ちゃんハウスでは、お二人の日々を労う気持ちも込めてお祝いをしました。サプライズで消灯の中ケーキが登場!ハッピーバースデーを全力歌唱!のお祝いをとても喜んでくれました。

さも私が、お祝いの段取りをしたかのように書いてしまいましたが、以前から元ちゃんハウスではピアサポーターの米森さんと理事長が中心になってケーキを準備してくれて、メンバーの誕生日のお祝いをしてくれます。

ハッピーバースデーの歌と言えば、私は手洗いです。コロナ禍で、感染症対策として手洗いをあらためて見直した方も多いかと思いますが、手洗いにどれくらいの時間をかけているでしょうか?
厚生労働省HP「手洗いの時間・回数による効果」によると、最もウイルスを残さない方法は、

ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返す

となっていて、CDC(米国疾病対策予防センター)は、

手洗いしながらハッピーバースデーの歌を2回歌い切ること

を時間の目安としています。
なので私は、ハッピーバースデーの歌を心の中で歌いながら手洗いをする習慣があり、ハッピーバースデーと言えば手洗い!なのでした。

ケーキに立ったろうそくをフーッとする瞬間は(ろうそくの数が年齢よりかなーり少なくなった今でも…)、わくわくするものですね。

元ちゃんハウスの誕生日会でのケーキは、金沢市山科の洋菓子屋さん『ふらん・どーる』のケーキを食べるのが恒例になっています。食いしん坊が多い元ちゃんハウスのメンバーお墨付きとあって、本当においしいケーキで、いつも食べながら、「ワンホール軽く食べられるな…」と思うほどです。

『ふらん・どーる』は元ちゃんハウスのピアサポーター米森さんが主宰する金沢赤十字病院の患者会『クロスピンク』で、10年以上前から毎年スイーツ教室を開催していたご縁があります。
元ちゃんハウスでの誕生日会は毎回、業務の合間を縫ってのひとときですが、ホールケーキを切り分けてみんなで食べるってとても幸せな時間だなと思います。クロスピンクも、スイーツ教室も、コロナ禍以降はお休みしていますが、手洗い等の感染対策のもと、人が集ったり、一緒に食べたりする時間を大切にしていきたいなと思いました。

(2024年2月22日)

看護師 毛利葉月

元ちゃんハウス 看護師
毛利葉月

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