管理栄養士の〝食べまっし〟 日記 　〜その4〜

7月17日は海の日の祝日となり、3連休でしたが、皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。12日(水)夜、石川県と富山県でも線状降水帯が発生し、記録的な大雨をもたらし河川の氾濫を招き、浸水被害や土砂崩れが発生しました。被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。

そして15日からはフェーン現象で猛暑日が続いています。この異常気象は天災なのか人災なのかはわかりませんが、この暑さに身体はなかなか順応できません。　

さて、こんなに暑くなってくると湯船につからずにさっとシャワーで済ませる人も多いのではないでしょうか。シャワーは汗を流すには有効ですが、体の芯まで温めることはできません。夏は体の芯まで温める必要はないと思われるかもしれませんが、意外に効き過ぎた冷房の中にいたり、冷たいものばかり食べていたりして体の芯が冷え切っているなんてことはないでしょうか。たまにお風呂に入ると身体が冷えていたんだと改めて感じることもあるかと思います。

低体温だと病気になりやすいとか、免疫細胞が減るとか言われたり、お腹が冷えると消化が悪くなったりします。そんな身体の不調のある時にゆったりと温泉に行ければいいのですが、おうちで入浴はいかがですか。

入浴ではヒートショックプロテインという細胞の修復を促すたんぱく質の産生を増やす効果も期待できるそうです。そして何よりリラックス効果があります。

お風呂が大好きな私でも、汗をかくと大概はシャワーでさっと済ませてしまうのですが、2～3日に1回くらいは湯船につかるようにしています。お風呂にしっかり浸かった後の汗はサラッとして気持ちいいですよ。

ただし、そのあとグビッと1杯飲んでしまうと汗が吹き出し、またシャワーへ直行しなければいけなくなるので注意が必要です。いや、私の自覚の問題ですかね(；ﾟДﾟ)

（2023年7月20日）