理事長の〝ちゃべちゃべ〟 日記  〜その10〜

元ちゃんハウス日記
謹賀新年 今年もどうぞよろしくお願いします。

みなさま、新年あけましておめでとうございます。

元日の能登半島地震の際、沢山の方にご心配いただきありがとうございました。お陰様で元ちゃんハウスには大きな被害はありませんでした。皆様の温かいお言葉が本当に有難く力をいただきました。この地震で被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。元ちゃんハウスに出来る事、して欲しいことがありましたら遠慮なく仰ってください。

昨年も元ちゃんハウスをご支援いただきありがとうございました。昨年は新型コロナも5類感染症へ移行となり、元ちゃんハウスを訪れてくださる方も多く、県外へ出かける機会も増えて沢山の方とお会いできました。久しぶりにお会いした方に「印象が変わったねと」言われることがあります。貫禄が出た?確かに肥りましたけど(-_-;)。今、私は夫がいたら見えない世界を見ています。“西村先生の奥さん”だった時では決して会えない方達とお会いできています。それは楽しいですし幸せな事だなあと感じます。でもそれは夫がいない事を、はっきり言えば夫の死を、前向きに肯定してしまうことになるのではないかという複雑な気持ちがあります。でも夫は、自分とご縁があった方と私が繋がることを望んでいるはずですし、繋がってくださる方に感謝しているに違いないのです。だから夫に遠慮なんかしないで今年も自分ファーストでいきます。

昨年末の私の元ちゃんハウスの出務は21日で終わりました。22日の最終日の雪搔きや後片付けもメンバーに任せ、23日から雪の金沢を脱出して東京、香川へ行ってきました。雪の降る寒い中、床のワックスをかけて、届いた啓翁桜を活けてくれた仲間に感謝です!
みんなの力で元ちゃんハウスは心地良いのです!

東京ではマギーズ東京の秋山正子さんが開いている新宿の“暮らしの保健室”にお邪魔しました。そこでは14回目の「30年後の医療の姿を考える会」の望年会でした。夫が生前、家族とのクリスマスよりそちらを優先した(笑)大好きなお仲間との会です。その会に今は私が参加させていただいている事に感謝です。

そこからの香川は全くのプライベートでことひら温泉の金毘羅さんへ行ってきました。高校の修学旅行以来です。体重増加?で膝も痛いのでいつまで登れるかなぁ、今の内かなぁと思って行ってきました。785段の石階段、まだ大丈夫でした。でも今年はダイエットともっと運動しなくちゃ・・と思います(-_-;)。

御本宮で「幸福の黄色いお守り」を受けました。夫の闘病中も仲間がお守りを届けてくれました。私も自分の分と手術を受けた大切な仲間の分と闘病中でも自分らしく人生を楽しもうと頑張っている方の分と3個受けました。

今年はどんな年になるでしょうか。今年も沢山の方とお会いしたいと思います。私としては早口を治して、おしゃべりが多すぎるので減らして、じっくり人の話を聞けるようにしたいです。(仲間は無理!無理!と言っています。(-_-;)) 

がんと向き合っていらっしゃる方の少しでもお力になりたいと思います。 認定NPO法人がんとむきあう会としても元ちゃんハウス2階の改修工事や新しいことにチャレンジします。わくわくの年になりそうです。みなさま、どうぞお付き合いください。今年もよろしくお願い致します。

(2024年1月4日)

元ちゃんハウス西村詠子理事長

元ちゃんハウス 理事長
西村詠子

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